バスのしくみ

 

パソコン全体の動作速度は、まずCPUとメモリとチップセットとバスの速度で決まります。これまでに、CPUとメモリとチップセットについて説明しました。したがって、ここではバスについて説明します。(画面下のイラストもご参照ください
[ バスの正体 ] パソコンの内部には、多くのデータの通り道があります。たとえば、CPUの内部、CPUとチップセットとメモリの間、CPUとチップセットとAGPスロットの間などです。このデータの通り道をバスといいます。簡単にいえば、バス=配線ですね。
[ バスの種類 ] バスには、CPU内部にある内部バス、CPUとチップセットとメモリを結ぶ外部バス、チップセットとAGPスロットやPCIスロットを結ぶ拡張バスがあります。
このうち、普通、私たちがバスというときは外部バスと拡張バスを指しています。
[ 外部バスの話 ] 外部バスは、CPUとチップセットを結ぶFSB(Front Side Bus)とチップセットとメモリを結ぶメモリバスに分かれます。CPUとチップセットとメモリを結びますから、非常に高速でなければなりません。通常の高速道路では、多くの車が通れるように、道路の幅が広くなっています。これと同じように、外部バスには多くのデータが流れるように、バスの幅も広くなっています。このバス幅は、データのビット数で表し、現在は32ビットです。ただし、CPUが64ビットであれば、バス幅も64ビットになるでしょう。
このバスを通るデータの速度はバス幅だけではなく、クロック周波数にも関係があります。CPUのクロック周波数を内部クロックと呼ぶのに対して、バスのクロック周波数を外部クロックと呼びます。この外部クロックは100MHz(メガヘルツ)か133MHzとなっています。
[ 拡張バスの話 ] 拡張バスは、チップセットとAGPスロットやPCIスロットを結ぶバスです。
まず、AGPスロットには、グラフィックスボードを差し込んで画像を高速に表示させますから、このAGPスロットとチップセットを結ぶAGPバスは高速でなければなりません。バス幅は64ビット、クロックは64MHzとなっています。
つぎに、PCIスロットには、ネットワーク用のLANカードなどの拡張カードを差し込みます。したがって、あまり高速である必要がないので、バス幅は32ビット、クロックは33MHzとなっています。


     

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