ROMの話

 

メモリには、パソコンを起動した後で命令やデータを記憶させるRAM(ラム:Random Access Memory)と、最初から命令やデータが記憶されているROM(ロム:Read Only Memory)があります。
ここでは、ROMについて説明しましょう。(画面下のイラストもご参照ください
[ ROMとBIOSの話 ] 皆さんが、パソコンのスイッチを入れると、まずCPUが動きだし、それからROMの中に入力されている命令(プログラム)を取り出して、それを実行します。
このROMの中には、BIOS(バイオス:basic input/output system)というプログラムが書かれていて、CPUは、このBIOSに書かれている命令にしたがって、主に2つの仕事をします。
[ BIOSの仕事 ] まず、CPUは、BIOSに書かれている命令にしたがって、パソコンのキーボード、マウス、ディスプレイ、記憶装置などを調べて使えるようにします。
つぎに、WindowsやMac OSなどのOS(オペレーティングシステム)をハードディスクから取り出して、メモリに記憶させます。皆さんが、パソコンのスイッチを入れて1秒くらい過ぎると、ウイーンと音がして、パソコン前面の(ハードディスクランプ)が点灯するのは、このOSをメモリに記憶させているときにハードディスクが動いている音なのです。
このように、ハードディスクの中のOSをメモリに記憶させた後で、CPUはOSを起動します。この結果、画面上には、WindowsやMac OSの起動画面が表示されるのです。
[ 結局、ROMって何? ] 以上を読んでわかるように、ROMというのは、パソコンの工場出荷時に、BIOSというプログラムが書かれているメモリです。CPUはひたすら、その中のプログラムを読み出して、そこに書かれている命令を処理します。ROM=Read Only Memoryというのは、このような理由で付けられた名前です。




フラッシュメモリ
ROMには、フラッシュメモリが使われています。このフラッシュメモリには、命令やデータを約100万回まで書き込むことができます。一度、命令やデータを書き込むと、電源を切っても、その記憶内容は消えることはありません。したがって、パソコンのROMとして使われ、そこにBIOSを書き込んで出荷されるのです。
なお、このフラッシュメモリは、デジタルカメラのメモリカード、携帯電話のメモリ、PDAのメモリ、そしてゲーム機のメモリカードとしても使われています。

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